[Blender][3.3.1][Addon] HT Physics Object アドオン
English: https://pandadirector.hatenablog.com/entry/HTPO_addon/eng
■できること
髪の毛や尻尾のリグを1本毎に簡単に作成できます。
動画の中の"合成"→"剛性"の間違いです...
■ダウンロード
■インストール方法
zipをダウンロードし、HT_PhysicsObject.zipを取り出し、
Blenderの[編集] -> プリファレンス->アドオン->インストールで上記zipを指定。
コミュニティの中にあるObject: HT Pysics Objectにチェックを入れる。
■使い方
●準備
①髪の毛や尻尾用のメッシュオブジェクトを作成。
②メッシュオブジェクトに合わせてボーンツリーを作成。
③メッシュにボーンごとのウェイトを設定(後で設定でも可)。
●アドオン使用
④アーマチャを選択しエディットモードへ移行。
⑤ボーンツリーの一番親のボーンを選択。
⑥上部メニューの"HTPO"を選択。
⑦"Create"を選択し、OKボタンを押す。
■注意事項
- 途中で分岐するようなボーンツリーには対応していません。
- Windows環境 + Blender3.3.1でしかテストしていません。
- 日本語の名前には対応していません。
[編集]→[プリファレンス]→インターフェスタブより「新規データ」のチェックを外しておいてください。
■操作パネル
●Createパネル
- Chash
[Use Driver] -- Pin Stiffness(髪のしなりにくさ)をドライバを使って設定します。ドライバはPS1,PS2,PS3の三種類から選べます。各ドライバの設定値はConfigパネルで変更
[値を設定] -- 直接値を設定します。(0~50) - ボーングループ
作成される物理演算用のボーンを作成するボーングループを指定します。
●Configパネル
- Pin Stiffness Setting
[Use Driver] -- Pin Stiffness(髪のしなりにくさ)をドライバを使って設定します。ドライバはPS1,PS2,PS3の三種類から選べます。各ドライバの設定値はConfigパネルで変更
[値を設定] -- 直接値を設定します。(0~50) - ボーングループ
作成される物理演算用のボーンを作成するボーングループを指定します。
●Bakeパネル
Clothの物理演算をベイクします。通常のベイクパネルと同じです。但し、ベイクの進捗は確認できません。
■ファイル構成
[ヒント]②③④を削除し、①から回転コピーのボーンコンストレイトを削除すると元の状態に戻ります。ただし、正しく下記の原理やファイル構成を理解しないと、動作がおかしくなる場合があるのでご注意ください。
HTPO_SrcObj.000 がPS1とFrame Start/Endのドライバー元です。
HTPO_SrcObj.001 はPS2、 HTPO_SrcObj.002がPS3のドライバー元です.
■原理
基本的な原理は粉くんのYouTubeで説明されています。この手順をオートメーション化しています。
簡単に説明すると、下図の上部の流れでオブジェクトやボーンを作成し、
下部の流れでCltohの物理演算を割り当てたメッシュオブジェクトの頂点位置をトレースさせる流れになります。